(6)10億件のデータが教える算数・数学の学習法|効率の良い学習テクニック

「算数・数学」の効果的な学習法について、人気の学習指導者・今木智隆氏が紹介する全12回の連載コラム。6回目は、自宅で効率の良い算数学習のテクニックについてです。

今木智隆(いまきともたか)
RISU Japan株式会社代表取締役。1979年京都府生まれ。東大寺学園中学校・高等学校、京都大学大学院エネルギー科学研究科修了。デジタルマーケティングのコンサルティングを経て、2014年RISU Japan株式会社を設立。タブレットを利用した幼児から小学生向け算数教材で、のべ10億件のデータを収集し、より学習効果の高いカリキュラムや指導法を考案。国内はもちろん、シリコンバレーでもハイレベル層から、算数やAIの基礎知識を学びたいとオファーが殺到している。著書に『10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方』(2019年 文響社)。

世界で猛威を振るう新型コロナウイルス。小中学校、高校の一斉休校や学習塾の閉鎖は解除されたものの、長く続いた休校のせいで学習が深刻に遅れ、教育現場や受験業界では混乱が広がっています。

学習の遅れをいち早く取り戻したい、これはおうちの方の共通の悩みでしょう。しかし、無闇に塾などの習い事を増やし感染の可能性を上げてしまうのもまだまだ避けたいところ。どのように学習を進めれば良いのか迷われているかもしれません。

そんな方のために、今回は塾に行かずとも、自宅や日常生活にあるもので出来る算数学習のテクニックをまとめました。

まず紹介するのは「時計」の範囲。この範囲は子どもが最もつまずきやすい単元の一つです。

親の私たちの立場からすれば時計なんて読めて当然じゃないか、と思うかもしれません。

しかし子どもにとってはそうでもないのです。というのも、時計が読めるためには、60進法と24進法を理解して単位の変換もしなければいけない(1時間半が90分だと理解すること)、12時=0時で24時間表記もあることを理解する、午前・午後というルールを覚える、長針と短針はそれぞれ別の動きで読み方も違う、などなど、独自のルールを多く覚えなければならないからです。

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